怨霊記 - ドーマン・セーマン(聴く飛鳥アーカイブ)

四国山中の隠里「大忌部」を拠点に、怨霊を討つ使命を担った陰陽師の北麿は、ある時激しい高熱にうなされていた。その時、北麿の枕元に一人の小柄な老人が現れた。その老人は北麿に、ある情景を見せるため、はるかな時を超えて訪ねてきたという。 異界の空を飛翔した北麿が誘(いざな)われたのは、雅な平安京。そこは、かつて不世出の大陰陽師と謳われた、安倍晴明の子が活躍する時代であった。 不思議な老人は、北麿をある「時」、ある「場所」へ誘い、大切なことを伝えた…。 ◎主な登場人物 阿部北麿(あべのきたまろ)…若き陰陽師 果心居士(かしんこじ)…謎の大陰陽師 真名瀬 舞(まなせまい)…北麿と組む怨霊師 阿倍吉平(あべのよしひら)・阿倍吉昌(あべのよしまさ)…安倍晴明の残した双子の兄弟 早苗…吉昌の女

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